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須佐之男命祝詞(すさのおのみことのりと)　国家守護　子孫繁栄　五穀豊穣　悪霊退治　無病息災　家内安全

「古事記」では、建速須佐之男命（たけはやすさのおのみこと）、速須佐之男命、須佐之男命、「日本書紀」では素戔男尊、素戔嗚尊等、須佐乃袁尊と云います。 「古事記」の記述によれば、神産みにおいて伊邪那岐命が黄泉の国から帰還し、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊を行った際、天照大御神、月読命に次いで鼻を濯いだときに産まれたとしています。 須佐之男命祝詞　　 掛けまくも　 畏き須佐之男命の　 大前に、恐み恐みも白さく　 日本の万の産業を弥進めに 弥栄えに栄えしめ給ひ、 日本の文化を弥高に弥広に　 拡めしめ給ひ、四方の国々安く　 穏ひに立ち栄えしめ給ひて、 災い・苦難、邪鬼・悪霊を　 退治し、幸へ給ひ、 子孫の八十続きに至るまで、　 広く厚く恵み導き給ひて、　　　　　 幸へ給へと恐み恐みも白す