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大相撲夏場所（2023年 ） 照ノ富士が優勝　　Их сүмогийн зуны тэмцээн (2023) Тэрүнофүжи түрүүлэв

大相撲夏場所 照ノ富士が優勝 6場所ぶり8回目 大相撲夏場所は14日目の27日、1敗の横綱 照ノ富士が2敗の関脇 霧馬山に勝って去年の夏場所以来、6場所ぶり8回目の優勝を決めました。 夏場所の優勝争いは26日の13日目を終えて横綱 照ノ富士が1敗で単独トップに立ち、大関昇進がかかる関脇 霧馬山が2敗で追う展開となっていました。 そして27日の14日目、結びの一番で照ノ富士と霧馬山の対戦が組まれ、照ノ富士が寄り切りで勝ったため、6場所ぶり8回目の優勝を決めました。 3場所連続で全休した力士が翌場所に優勝するのは優勝制度ができた明治42年以降、横綱 大鵬、横綱・北勝海に続き、史上3人目となります。 大相撲夏場所14日目は27日、東京・両国国技館で行われ、両膝の故障による4場所連続休場明けの横綱照ノ富士が6場所ぶり8度目の優勝を果たした。1敗で単独トップの照ノ富士はただ一人1差で追っていた2敗の霧馬山を直接対決で下して13勝目を挙げ、28日の千秋楽を前に優勝を決めた。 台頭する新たな力の高い壁になるのが横綱というもの。相手は4場所連続休場中にめきめきと力をつけ、既に場所後の大関昇進を確実にしている27歳の霧馬山。勝てば優勝が決まる大一番へ、照ノ富士は「勢いのある若い力士と勝負したいという思いは（休場前と）変わらなかった」。長らく土俵から遠ざかっても、横綱としての誇りは全くさびついていなかった。 現役時代に3場所連続全休からの復帰場所での優勝を経験している八角理事長（元横綱北勝海）も「よく頑張った。最高（の優勝）でしょう」とただただ感動していた。完全復活を誰もが認める戴冠だ。 横綱の長期休場は引退の前兆というのが角界の常識だ。とくに膝の故障は歴代横綱の力士生命を左右してきた。貴乃花も白鵬もしかり。 故障と病気の二重苦で大関から序二段まで転落後、横綱に昇進した照ノ富士の不屈の精神が、定説を覆した。「昨年10月に膝を手術してから、一日も無駄にしたくないという思いで（リハビリを）やってきた。頑張ってきてよかった」。素朴な所感が、逆にここまでの道のりがいかに過酷なものだったかを物語っている。