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予備自衛官のK2尉「ひろし」です。 令和2年秋、私は陸上自衛隊の水陸機動団に折り紙の水陸両用車AAV7や10式戦車を寄贈しました。その後、海上自衛隊の掃海隊群の司令である福田達也海将補から「水陸機動団と協同する我が掃海隊群の『おおすみ』型輸送艦を折り紙で作ってほしい」とのご要望がありました。実は福田海将補と私は防衛大学校の同期で、ともに落語研究同好会で活動したご縁がありました。また別の複数の同期が「おおすみ」型輸送艦の艦長を務めたということもあり、私は喜んで、そのリクエストにお応えすることとしました。 とはいえ製作は実に大変でした。「おおすみ」型は全体としては空母に似ていますが艦尾に大きな扉(スタンゲート)を有するのが特徴で、まずはこの扉と大きな車両収容スペースとからなる箱型構造を構築し、それに艦橋、マスト、煙突、クレーンの4つで構成された上部構造を組み合わせるようにしました。残念ながら前後にあるエレベータや対空機関砲CIWSは表現できませんでした。艦首の形はとても複雑で、非常に苦労した部分です。 さらに付属品としてエアクッション艇「LCAC」、10式戦車、AAV7、V-22オスプレイ(垂直離着陸輸送機)も作って、多数の作品からなるジオラマにすることとし、縮尺は1/350で統一しました。これより小さくすると車両が小さくなりすぎて製作が困難であり、逆に大きくすると「おおすみ」を作る紙が巨大となり入手困難となるため、この縮尺にしたのです。 「おおすみ」の用紙は「四六判」の模造紙1枚で、とくに薄いものを選び、若干カットしてサイズを720mm × 997mmとし、あとは全く切らずに折るだけで形を作りました。しかし私の作品としては過去最大の、全長50.8 cmの超大型艦ということであちこちにシワや歪みが生じたため、仕方なく部分的に裏側からケント紙で補強しました。また形を保つため接着剤やホッチキスも大量に用いてしまいました。塗装は、グレイ系や黒の部分はプラモデル用の塗料を吹き付け、その他はプラモデルのデカールのように、別紙を切り抜いて貼り付けています。中でも艦尾の両舷に書かれた「おおすみ」の文字は約2ミリ角と極小サイズで、まずネット上で海上自衛隊独特の字体を探し、パソコン上で編集して印刷し、これをナイフでくり抜いて貼り付けるのに大変な苦労をしました。マストに掲揚された自衛艦旗も別紙で、これを吊っているロープには愚妻の髪の毛を用いました。錨とその基部(ベルマウス)も別パーツです。 10式戦車とAAV7は、これも過去に例のない全長2cm余りの極小サイズで、とくに戦車の材料には私の職場(診療所)で用いる薬包紙という極薄の紙を用いました。LCACとV-22は全くの新規開発であり、今まで全く試したことがなかった折り方で作りました。さらに今回のセットには含まれていませんがV-22をベースとしてCH-47大型輸送ヘリコプター(先日、動画で作り方を公開)が派生するなど、今回のジオラマ作りで得た技術的な収穫はまことに大きなものがあります。 さらに、ジオラマということで、模型作りに造詣の深い友人たちからの貴重な助言を得ながら、海面や波しぶきの表現、これらをおさめるアクリルケースや木製の台座など、ほぼ全てを手作りし、今年の春には概ね仕上がって5月下旬には納入ということになりましたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行のため延期となり、ようやく10月9日、海上自衛隊呉基地に停泊する「おおすみ」艦内で贈呈の運びとなりました。当日は掃海隊群司令の福田海将補、第1輸送隊(掃海隊群隷下で、おおすみ型輸送艦3隻とLCAC6隻が所属)司令の松味1等海佐のご臨席のもと、多くのクルーの前で「おおすみ」艦長である渡邊2等海佐にジオラマをお渡ししました。 今後このジオラマは「おおすみ」の士官室に飾って頂けるとのことで無上の光栄です。国防のため日夜厳しい任務に邁進する自衛隊の皆さんの目を楽しませることができれば、と願っております。 なおこの動画は作品の紹介だけであり、作り方については今後の動画で公開する予定です。AAV7と10式戦車については過去に公開した動画をご覧ください。