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舞台『デカローグ1〜10』の制作発表会見が行われ、演出は小川絵梨子と上村聡史に加え、多くの出演者が登壇した。 『デカローグ』は、「トリコロール」三部作、『ふたりのベロニカ』で知られる、ポーランドの名匠クシシュトフ・キェシロフスキが発表した作品。旧約聖書の十戒をモチーフに 1980年代のポーランド、ワルシャワのとある団地に住む人々を描いた十篇の連作集だ。人間を裁き断罪するのではなく、人間を不完全な存在として認め、その迷いや弱さを含めて向き合うことが描かれたこの作品は、人への根源的な肯定と愛の眼差しで溢れているという。 十篇の物語は、オムニバス形式のそれぞれが独立した1時間前後の作品です。別々の作品でありながら、緩やかにリンクし、実はひそかなつながりを持っているというのも見どころの一つだ。 上演台本は『私の一ケ月』(2022年)の作家、須貝英が担当。演出は新国立劇場演劇芸術監督の小川絵梨子と、『エンジェルス・イン・アメリカ』二部作(2023年)の演出を手掛けた上村聡史の二人が手がける。 そして、全篇に登場する、登場人物たちを見守る”天使“と呼ばれる存在。物語ごとに全く違う職業の人間になり、各エピソードの主人公の選択や岐路には関与せず、ただ見守るという難役を、小川、上村両名が信頼を寄せる、亀田佳明が演じる。 全10話を大きく3つのブロックに分け、4~5月は『デカローグ1~4』を、5~6月は『デカローグ5~6』を、そして6~7月は『デカローグ7~10』を上演する。 4~5月に上演する『デカローグ1~4』では、小川絵梨子が演出を担当する1話と3話を「プログラムA」、そして上村聡史が演出を担当する2話と4話を「プログラムB」とし、交互上演する。 本作の制作発表会見が行われ、あらすじ、見どころなどが語られた。 動画はこれを収録したもの。 おおよその進行は、 00:00 翻訳、脚本、演出などのコメント 10:30 プログラムA(デカローグ 1&3)出演者 17:22 プログラムB(デカローグ 2&4)出演者 22:28 プログラムC(デカローグ 5&6)出演者 27:37 プログラムD(デカローグ 7&8)出演者 35:31 プログラムE(デカローグ 9&10)出演者と、全てに出演される亀田佳明さんのコメント 44:45 演出家コメント 50:44 END エントレ http://entre-news.jp/