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クロカワゲラ　アダルトとニンフ　 短命だけど必要なフライ

早春の雪の上を歩く姿は良く見ることができます。 クロカワゲラの羽化は早春から始まって4月になるとあまり見ることはできないと思います。 陸上羽化で流れに乗って岸辺の岩などに上り羽化しますが、カゲロウのように羽を立てたままじーっとしています。この時風にあおられると、パラパラ・・・と流れに落ちて魚に捕食されます。 学習している魚は、岩寄りに定位してクロカワゲラが振ってくるのを待っているそうです。だからかもしれませんが解禁直後に岩ぎりぎりにフライを落として釣れたことが少なくありません。 また、羽化の時間帯は水中にかなりの数のニンフが流れているようで、モコッとしたディンプルライズが見られるときユスリカへのライズと間違えて20番以下のフライを使いますが全く反応しないということもあります。 クロカワゲラのフライは使う時期は短いかもしれませんが、早春のマッチザハッチのフライの一つとしてアダルトとニンフをご紹介します。