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薪ストーブ 火の粉対策 第2弾 二次燃焼煙突 1 год назад


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薪ストーブ 火の粉対策 第2弾 二次燃焼煙突

一次燃焼ストーブである Winnerwell Nomad View Lサイズ のストーブを使用しています。薪ストーブをテントにインストールするにあたり、煙突から出る火の粉によるテント生地への穴明きが考えられます。テントを守る為の火の粉対策を考える中、第1弾では純正スパークアレスターに更に目の細かいメッシュで囲みWスパークアアレスターとして火の粉、煤のブロックを行いました。今回は第2弾として煙突に二次燃焼機能を持たせ、不完全燃焼時に出る未燃ガスである煙や火の粉を完全燃焼させ、火の粉そのものの発生を抑える対策を行いました。 【■目次】  00:00 オープニング  01:21 ストーブ燃焼について  03:33 材料準備  04:29 煙突加工前準備  05:47 煙突加工  06:47 塗料缶加工  07:37 二次燃焼煙突組立  08:45 二次燃焼煙突テスト  10:49 Wスパークアレスター組立  11:42 使用後の状態 【■問題点】  ①問題点1  一次燃焼ストーブの場合、ストーブ内で不完全燃焼した場合、煙すなわち未燃ガスが発生します。更に不完全燃焼の酸欠状態の為、火の粉、煤等は燻った状態で煙突を通過します。こうして未燃ガスを無駄に大気放出している為、熱効率が悪い状態です。  ②問題点2 火の粉のブロックとしてスパークアレスターが有りますが、メッシュが大きいと簡単に火の粉、煤がすり抜けてしまいます。  以上、煙突やスパークアレスターを通過した燻った火の粉、煤は外気に触れ酸欠状態から解放され再燃します。これがテントを焦がし、穴を明ける原因です。 【■対策】  ①対策1  一次燃焼ストーブ本体に二次燃焼室を設けたいところですが、頑丈なステンレスを切ったり、貼ったりするのはは困難で、新しく二次ストーブを買った方が手っ取り早いです。比較的容易に加工できる煙突にこの二次燃焼機能を持たせました。燻った火の粉を再燃させ燃やし尽くし、未燃ガスである煙を再燃させ完全燃焼、熱効率アップ、熱量アップとなります。  ②対策2  純正スパークアレスターに更に目の細かいメッシュで囲い、Wスパークアレスターします。二次燃焼煙突により火の粉、煤は低減しますが、歯止めとして使用します。  以上、完全燃焼により火の粉、煤等は灰のみとなり、煙の未燃ガスは燃焼効率アップで熱量アップ、煙突でテント内を温度を上げることも可 能です。 【■二次燃焼煙突の製作】  原理は二次燃焼ウッドストーブと同じで、煙突外で温められた空気 (酸素)が塗料缶内を上昇し、煙突に明けた空気取入れ穴より 供給され燃焼させるものです。 (材料) Winnerwell Short Pipe L  塗料缶 【■Wスパークアレスターの製作】  純正のスパークアレスターに金網サイズを小さくした自作スパークアレスターを合 体、純正+自作のWスパークアレスターを製作。これにより火の粉、煤をブロックしま す。純正金網の網目5.5mm、自作金網の網目3.06mm これにより大きな火の粉の通過 を抑えます。また自作スパークアレスター金網面積は純正金網面積の1.7倍としましたの で、長時間燃焼による金網の煤つまりが抑えられます。 (材料)  自作スパークアレスター ステンレス金網 7メッシュ(1インチに7本) 網目(線の間隔)3.05mm 線径0.57mm  その他 100均ステンレス容器/ボルト・ナット・ワッシャー・長ネジ・蝶ネジ・カラビナ・Wリング・ステンレス板等々    関連動画:薪ストーブ テントを守れ 煙突の熱・火の粉対策 【Camping DIY】     • 薪ストーブ テントを守れ 煙突の熱・火の粉対策【Camping DIY】   【■二次燃焼煙突の燃焼テスト】  ストーブ本体及び二次燃焼煙突が十分に高温になって時点で、穏やか な二次燃焼が出現します。但し、薪が激しく燃えて炎の勢いが強い場合、二次燃焼煙突の空気穴からの炎は勢いでかき消される感じです。例えるならガスコンロを強風の中に置くと炎が消されるイメージです。また、ストーブが良く完全燃焼に近い状態で、煙も余り出ないすなわち未燃ガスがストーブ内にあまり無い場合は出来ません。二次燃焼しなくても一時燃焼でしっかり燃焼していると言う事です。二次燃焼煙突の空気穴に炎が出来るか出来ないかは問題でなく、空気穴から確実に酸素が吸入されているかどうかが重要で、今回のテストで空気穴から酸素が 入って来ている事が確認できました。二次燃焼煙突に煙突を追加していくと、煙突効果により空気穴より更に酸素が吸入され、二次燃焼煙突で完全燃焼、高燃焼、熱量アップします。 【■二次燃焼煙突の燃焼後の状態】  ショートパイプは熱により色が変わりましたが、塗料缶は変色せずそのままです。固定ボルトも熱による損傷も有りませんでした。

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