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【４ＫＨＤＲ】平安鎌倉武将紀行 上総広常公(かずひろつね) 顕彰之碑［上総介広常の願文］〔上総・玉前神社(たまさき)〕

平安鎌倉武将紀行 上総広常公 顕彰之碑 ［上総介広常の願文］ 〔上総・玉前神社(たまさき)〕 ■上総広常暗殺 １１８３年（寿永２年）１２月２２日 ■顕彰之碑の日付 １１８６年（寿永６年）７月 ■上総広常が玉前神社に奉納した願文。 ①３箇年のうちに、神田二十町を寄進すること。 ②３箇年のうちに、万度の流鏑馬を射ること。 ③３箇年のうちに、神殿の造営をすること。 ■顕彰之碑の意味 源頼朝の願いを叶える為に①～③の行いを成就する願いを奉納した。 暗殺後にこの様な願文があることが分かり、頼朝は上総広常を暗殺した事を後悔し、涙したとの事だが、これも作り話だろう。 曽我兄弟の仇討ちも後世美談になっているが後家人同士の争いを鎌倉殿＝幕府が公認した事になっている。当時は仇討ちは寧ろ美談で語り継がれる事が多いが、後世江戸幕府は仇討ちを禁止している。仇討ちの仇討ち(連鎖)が始まるときりがないからだ。 曽我兄弟の仇討ち＝頼朝暗殺であり、曽我兄弟の背後には北条時政謀略の影がある。頼朝がいなくなれば…。と考えても不思議は無い。 ■理由と考察 広常に謀反の心などないことを頼朝は分かっていたはずだ。恐らく大江広元の謀略だろう。頼朝傘下にいる最大勢力の広常を滅亡させることで他の御家人たちへの見せしめとともに、鎌倉殿の権威を高める一石二鳥+梶原景時の真意も測れる。(景時は裏切る可能性もあった)二重、三重に仕組まれた謀略だった。頼朝と言うよりは、大江広元の発案だろう。恐ろしきは広元。広元は他の謀略や暗殺にも関与、表には出てこない真犯人。 鎌倉の御家人たちが、次々に権力闘争から没落、滅亡していく中で、広元は冷ややかに見ていたに違いない。広元を直接敵視した武将はいないが、頼朝の近親、北条氏、三浦氏、安達氏以外で、鎌倉殿(幕府)に謀反の疑いで誅殺、謀殺された人は非常に多く、必要なら鎌倉殿(頼家、実朝)さえも亡きものにした広元。 鎌倉殿の権威が落ちると傀儡とし、近親の北条氏に事実上鎌倉幕府を継がせるなど、鎌倉幕府安泰の為には手段を選ばぬ真の謀略家は大江広元である。 広常はその犠牲者の一人に過ぎない。 #上総広常 #鎌倉殿 #大江広元 #源頼朝 #梶原景時 #鎌倉殿の13人 #大江広元 #鎌倉殿の13人 #源頼朝 #北条政子 #梶原景季 #梶原景時 #北条義時 #源頼朝 #北条政子 #牧の方 #北条時政 #北条宗時 #三浦義村 #三浦義明 #三浦義澄 #岡崎義実 #和田義盛 #三浦胤義 #畠山重忠 #伊東祐親 #伊東八重姫 #江馬小四郎輝盛 #北条時房 #土肥実平 #武田信義 #上総広常 #千葉常胤 #大江広元 #三善康信 #鎌倉殿の１３人 #源範頼 #公暁 #源実朝 #阿野全成 #比企能員 #比企尼 #源義経 #源大姫 #鎌倉殿 #木曽義仲 #石橋山の戦い #河津祐泰 #曽我兄弟