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永井龍雲・・詩集

永井龍雲・・詩集 アルバム「砂漠の道」(1992-4-21）より この曲がリリースされた頃に岡山の夢二の生家を訪ねました。 大正浪漫を代表する人気作家画家がここから生まれたのだと この歌を思いながら感慨深いものがありました。 永井龍雲・詩集 この部屋にあるすべてが あなたに　つながっている 花柄の　食器も 揃いの　部屋履きも あなたを思い出させます 手紙に　香水　染みさせて 未練ごころ　たらたら綴って 破り捨てました 目覚めたら新聞ひろげ あなたが　坐っていた 朝食の　支度して 振り向いたらいない 昨夜の夢の話です 飲めない　お酒を　飲みながら 怨み言を　つらつら並べて 一人　泣きました 受話器の回線をたどれば あなたに　つながっている でももしも　電話して 違う声がしたら 怖くて　それもできません 夢二の　詩集を　送りました 栞のある頁が私の 今の気持ちです。 飲めない　お酒を　飲みながら 怨み言を　つらつら並べて 一人　泣きました