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しながわのチカラ メードイン品川物語PART4 7 лет назад


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しながわのチカラ メードイン品川物語PART4

ナレーション「鮫洲駅にほど近い場所にあるこちらの企業。昭和2年から、ねじの製作に取り組んでいる」 ナレーション「こちらでは、平成26年、いままでにない防水用のねじを開発した。従来の防水ねじは、パッキンが丸型だった。丸型のパッキンは密着量が小さいため、防水能力が低い。また、間に入る介在物の穴が大きい場合は、パッキンが穴を塞ぐ事ができなかった。そこで、シールアップ®スクリューは、パッキンを平型にした。平型のパッキンは密着量が大きい為、防水能力が高い。介在物の穴が大きい場合でもパッキンが確実につぶれ、穴を塞ぐことができる」 代表取締役 高須俊行さん「我々のものは非常に防水性能をアップさせた。水圧115MPa(水深が約11,00メートルまで耐える)世界で一番深いマリアナ海溝で使っても水漏れがしない。優れたもの」 ナレーション「防水ねじはオートメーションで製造。1分間に200個の製品をつくることができる。完成品を1つ1つ画像検査機でチェック。累計製造本数は6億本。しかも不良品は0である。こちらの製品は印刷機械など、防水、防油、防塵を必要とする機械に使用。スマートフォン用の外径1.2ミリメートルの小さなねじも製造している」 代表取締役 高須俊行さん「パッキン(リング)の材質に色々種類がある。通常はニトリルゴムが使用される。耐久年数で3年ぐらい。これ以上の耐久を要求された場合は、シリコーンとフッ素ゴムを用意している。シリコーンとフッ素ゴムが、どれぐらいもつか。耐久テストを日々続けている」 ナレーション「このシールアップ®スクリューは平成27年度メードイン品川の認定を受けた」 ナレーション「『メードイン品川』とは品川区内の企業が開発、実現した優れた製品や技術を品川区のブランドとして認定する事業である。平成27年度は4件が選ばれた。『メードイン品川』ブランドの認定により新たな“ものづくりのリーダー”が誕生する」 ナレーション「明治の文明開化による近代工業の発祥は目黒川が起点である。目黒川にほど近い場所にある三ツ矢。昭和6年に創業以来、数千分の1ミリも狂いがない、めっきの技術を誇っている。独自のめっき種の組み合わせにより、低接触抵抗を維持しながら、高潤滑性を付加。6万回の摺動試験でも、低い接触抵抗を維持する非磁性のめっきを開発した。従来の非磁性めっきと比較すれば、その差は歴然である。めっきをする場合は製品を皮膜で覆い、その上に金めっきを施すのが一般的である。測定機器や分析機器の高性能化が進み、コネクタや接点部品までも非磁性化が望まれ るようになった」 技術センター長 篠崎順一さん「従来は非磁性のときに銀めっきを下地として上に金めっきをつけていた。顧客から摺動回数を長く伸ばしてほしいという要求があった。それが開発のきっかけ」 ナレーション「三ツ矢では非磁性で、潤滑性が高く、低接触抵抗の皮膜の開発を行った」 技術センター長 篠崎順一さん「従来からあるものを組み合わせて最適な条件を見つける。非磁性の金属をすべて試して、パラジウム合金に辿り着いた。パラジウム合金を下地に使う事がポイント。組み合わせが非常に多くて、それを全て確認したので、かなり大変だった」 ナレーション「パラジウムは金と同じような性質を持つので、金が削れても、接触抵抗を維持できる。パラジウム合金には適度な硬度があり、銀と比較しても、耐熱性能に優れている。かつて、国際宇宙ステーションの実験装置に使う反射鏡に、三ツ矢のめっき技術が採用された。再び、三ツ矢で開発した新技術が宇宙に羽ばたく日が期待される」 ナレーション「東大井にある京浜(けいひん)工業所(こうぎょうしょ)。国内初の軸付砥石の製造に成功した企業である。こちらでは単結晶ダイヤモンドバイトの刃先を任意の曲線形状に製作する新しい技術を開発した。ダイヤモンドバイトは、その名の通り、ダイヤモンドを切削工具の刃物に利用したもの。この切削工具を使って製造される製品にはDVDやCDプレーヤーのピックアップレンズや、液晶ディスプレイの導光板などがある。従来は単結晶ダイヤモンドバイトで、任意の曲線を製作する場合、図面の寸法との誤差が0.001ミリメートルあった。こちらの企業では、図面の寸法との誤差を0.00015ミリメートルまでに抑え、精度を飛躍的に向上させることに成功。これにより、複雑な曲面の切削も可能になった」 研究技術開発室 内田大介さん「今まで培ってきたダイヤモンドバイトの技術を集結して、単純なRではなく、顧客の要望に沿った任意形状を精度の高く形状を施すことができる技術になっている。顧客の要望の形状に加工するというところが難しい。その形状を測定できる機械がなかった為、弊社の方で開発して保証するというシステムが難しい」 ナレーション「精度の数値化に成功したこちらの企業。従来通りの納期で製造できるようになった」 研究担当者 内田さん「顧客からの感想としては、他社製品では5本に1本、2本合格できればよかったものが、弊社の製品では5本中、5本ともOKを頂いている」 ナレーション「京浜工業所は、今後も、さらに精度の高い技術の開発を進めて行くことだろう」 ナレーション「西大井6丁目にあるジェイエムエス。日本の環境計測のパイオニアである。ゴミ焼却場や化学プラントなどの煙突から出るガスの流量を測定するセンサー。国内市場シェア7割を誇り、累計販売数が2万本を超える。品川清掃工場にも、こちらのピトー管が使われている。こちらの企業は、もともと、火山から出る硫化水素の量を計測する装置を扱っていたという」 代表取締役 東出和総さん「環境という一環で、ゴミ焼却場に使える新たな製品として、流量計の仕事を始めた。当初は海外の輸入品を販売。いろいろ顧客の要望などが、なかなかメーカーに伝わらなかった。そこで自社製造。品川区内でつくるところまで至った」 ナレーション「これまで培ってきた豊富な実験データをもとに、顧客の要望に応じて、製品を設計する。こちらの企業で扱う製品はすべて一点もの。ひとつひとつを職人が手作業で製造している。熟練の職人による匠の技があればこその製品である」 製造部 藤田啓さん「工場が減っている。私たちのような汎用旋盤は少なくなった。若い人たちにも丁寧に教えている。それが、これからの企業のためになると思う。世の中全体が、そうなれば良いと思っている」 ナレーション「この技を匠の代で終わらせないためにも、若手への技術の継承が最重要課題でもある」 製造部 永田健二さん「ベテランの先輩方が丁寧に教えてくれているので、少しずつ覚えている段階。先輩方と同じように、後進に技術を伝えられるような職人になりたい」 ナレーション「伝承される品川のものづくりの技術。こちらの企業は、メードイン品川の技を守り、そして、日本の環境対策の未来をも担っている」 ナレーション「品川には、かつて、近代工業の先駆けともいえる工場が建ち並んでいた。そのものづくりの遺伝子は過去から未来へ、脈々と受け継がれ、これからも新技術、新製品を生み続けることだろう」

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