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油圧ジャッキの操作ミスや不具合が事故に関係か…静岡国道事務所が究明へ　国1工事で8人死傷

静岡市清水区の道路工事現場で移動させていた橋げたが落下し、2人が死亡 6人がケガをしました。気になる事故原因について、静岡国道事務所が1つの見解を示しました。 国土交通省静岡国道事務所は橋げたを固定していた油圧ジャッキが事故の原因に関係しているとみて、さらに調べを進めています。 静岡国道事務所によりますと、橋げたは橋脚の上で油圧ジャッキで固定し横に約11m移動させたあと、降ろす作業中に落下したということです。 このため静岡国道事務所は、操作ミスや不具合など油圧ジャッキが事故の原因に関係しているとみていて、来週にも大学教授などでつくる事故調査委員会を設置して詳しい原因の究明などを進める予定です。 また国土交通省は、全国で国が行っている同じ方法による工事について作業をすべて一時中止し、安全確認や注意喚起などを含めた点検を行うと発表しています。 ◆警察の捜査のポイントは？ 警察の今後の捜査のポイントについてまとめました。 警察は7日午前10時からは裁判所の許可を得て、橋げたが落下した事故現場で業務上過失致死傷の疑いで現場検証をおこなっています。また6日に続き、関係者の事情聴取を続けています。 捜査で明らかにしようとしているのは「過失があったかどうか」、そして「事故の責任がどこにあるか」という点です。 このため警察は現場検証や関係者への事情聴取などを通して、施工業者の日頃の安全対策、事故当時の安全管理体制、作業の手順や油圧ジャッキなどの機材の取り扱い方などについて調べています。 警察の捜査によって原因究明とともに、立件に向けて過失の有無などが問われることになります。 #静岡県 #静岡県静岡市