Скачать с ютуб 【吹奏楽のプロ指導者が凄い理由】音楽の専門家にしかできない？『フレーズの山を見つけよう』死ぬ気で勉強すれば誰にでもできるよ＜メロディの歌い方＞ в хорошем качестве

【吹奏楽のプロ指導者が凄い理由】音楽の専門家にしかできない？『フレーズの山を見つけよう』死ぬ気で勉強すれば誰にでもできるよ＜メロディの歌い方＞

私のようなプロバンドトレーナーが介入することで、吹奏楽部の演奏が大きく変わるのは当然です。では私たちはどんな凄いことをしているのか。それを公開しちゃいます！当然沢山の要素があるのですが、大きな一つの柱として『フレーズの山の設定と共有』があります。私の記憶が正しければ、私が高校時代愛読していたフィリップ・ファーカス著「プロ・プレイヤーの演奏技法」に書かれているままのことなのですが、フレーズの山、すなわちフレーズの山へ向かう動きと山を越えて引いていくこの切替点をファーカス氏はPivot Pointと表現しているのですが、これを置いてあげるだけで、演奏に豊かな流れが生まれます。音楽が停滞してしまうバンドなどにおいては、これだけで見違えるほど。顧問の先生は泣いて喜びますww フレーズにおいてこのピヴォット・ポイントが必ず存在するかと言われれば、そうとは限らないのですが、一般的な音楽であればフレーズの山は多くの場合存在し、それを見つけることができます。時に解釈によりその点は複数の可能性が生まれることがありますが、ほとんどの場合が和声に基づいて考えた場合、自然であるのは１箇所しかありません。これは主旋律、副旋律に限らず、内声を伴ったベースの和声進行においても、コードの重力の推移などの点で同じようにピヴォット・ポイントを設定できます。 ピヴォット・ポイントを見つけられたのなら、楽譜に書かれているcresc.やdim.の見え方が変わってくるのではないでしょうか。「あぁ、ここはdim.してフレーズを引いていくのが自然だけど、作曲家は次のシーンに向かってcresc.して欲しいからそう記譜しているんだ」などと、どうしてもそうして欲しいというところだけに作曲家は楽譜を通じて指示を出していることに気づくと思います。そうなんです！ここがポイントで、フレーズに向かって引いていくということは、音楽的感情において考えることが優先的ではあるものの、物理的にも音量の増減があります。しかしそれらはいちいち楽譜には記載されていません。そんなことまで楽譜に記していたら、楽譜が書き込みだらけになってしまいます。だから何も書かれていないからcresc.& dim.をしてはいけないのではなく、フレーズを歌い上げる上では、そのような音量の増減が生まれて当たり前だということをまずは全員が知ることが大切になります。 最後に私がレッスンに伺うバンドには、先に述べた「書き込みだらけのスコア」を私が作成し皆さんにpdfで共有しています。ピヴォット・ポイントもその一つで、奏者がパート譜にレッスンの前に各自書き写して準備しておくことにより、レッスンの効率化を図っています。いわゆる大学受験対策の赤本的なこの書き込みスコアはかなり音楽作りのヒントになると思います。この作業だけのオファーも日頃から受けていますので、ご希望がありましたらお気軽にDMなどでお問い合わせください。 ご質問やご要望などお気軽にコメントください。 チャンネル登録や「いいね！」も大変励みになります。ありがとうございます😊 【吹奏楽指揮＆指導者　堀江龍太郎】   / ryutaro.horie     / maestro_brass     / ryutarohorie   略歴： 指揮者、作編曲家、吹奏楽指導者。東京芸術大学附属高校、ライプツィヒ音楽大学、ベルリン芸術大学大学院首席卒業。ドイツ国家演奏家資格取得。ドイツ国立音楽学校専任講師、メニューイン音楽財団ソリスト、ノルトハウゼン歌劇場契約団員、東京佼成WOやゲヴァントハウス管弦楽団等、国内外の交響楽団で多数客演を務め、過去通算3,000回を超える演奏会に出演。北海道十勝しみず吹奏楽団音楽監督。客演指揮、学校指導、個人レッスンも行う。 吹奏楽指導経験： 全国の中学高校大学など60校以上を指導。遠隔地においてはオンラインを活用したレッスン、客演指揮やアンサンブルコンテストなどの作編曲も行う。