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ルーディメンツ究極攻略法：タップ＆ロール（説明欄必読）

バグパイプとスネアドラムを中心とした、スコットランドマーチング（パイプバンド）の伝説的なスネアドラマー：アレック・ダサート（動画中では、アレックス・ダサーと表記）の有名な言葉に、"There's only a tap and a roll"というものがあります。 ↓アレック・ダサート本人による当該発言の動画    • ALEX DUTHART THERES ONLY A TAP AND ....   ↓アレック・ダサート本人によるタップ＆ロール式の『ドラッグ』実演動画    • ALEX DUTHART ON DRAGS   この動画は『タップ＆ロール』の考え方に基づいたルーディメンツ演奏の方法を、フラムアクセントを題材に解説したものです。 『タップ＆ロール』はハイブリッドを含むあらゆるルーディメンツに有効ですが、『ハイトコントロール』の十分な理解と実践ができている人（ルーディメンツ中級者以上）でなければ、挑戦は無謀と考えて下さい。 なぜなら、タップ＆ロールはハイトコントロールの延長線上に位置するものだからです。（ハイトコントロールでは上手く説明できない、高速領域におけるスティックの動きを矛盾なく説明できる） ハイトコントロール自体が理解できていない人には、実践どころか理解すら不可能ですので、ルーディメンツ初心者の方は無謀な挑戦はせず、通常のハイトコントロール（ダウン，アップ，タップ，フルの４つのストローク）から勉強して下さい。 そして、「奏法」ではなく、あくまでも「考え方」「アプローチ」である事にも注意して下さい。新たに未知の奏法を身につける必要は一切ありません。（ただし、『タップ』と『ロール』の演奏法を極める必要はあります） その特徴は、動画の内容と重複しますが・・・ １．「すべてのルーディメンツを、"片手ずつの連続ストローク"として考える」 　（※その片手ずつが「重なり合った手順」を、我々はルーディメンツと呼んでいる） ２．「単打のストロークは、大きなタップ（従来のフル及びダウンストローク）、 　　小さなタップ（従来のタップストローク）等と考える」 ３．「片手２打以上の連打は、"単打の連続"ではなく"複数打のロール"と考える」 　（※拙動画『リバウンドコントロール』で紹介した原理の理解とマスターが必要） ・・・という点にあります。 今回の動画だけでは説明としては全く不十分で、特に、初耳な人には理解しづらいと思いますので、『タップ＆ロール』に関する解説動画は、今後も少しずつ出していきます。 使用練習パッド：VicFirth VICPAD12D 使用スティック：PLAYWOOD TR-AA この動画に対する、ご意見・ご質問等はコメント欄にどうぞ。ただし、質問はできるだけ具体的に。漠然としすぎな質問には回答しません。 ☆ドラムお役立ち情報等をTwitterやfacebookで連載しています。   / studiolitedrum     / studiolitedrum