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伝説決着！23歳オラジュワン 対 39歳ジャバー (2人がプレーオフで交わった唯一のシリーズ)

1985-86 ウェスタンカンファレンス決勝5戦 レイカーズ対ロケッツ ・レイカーズ： 62-20 OFF Rtg113.3(1位) DFF Rtg105.8(7位) Net Rtg7.5(3位) ・ロケッツ ：51-21 OFF Rtg110.1(5位) DFF Rtg107.6(14位) Net Rtg2.5(4位) 【結果】レイカーズ 112 - 114 ロケッツ 【内容】85-86シーズン、ジャバーとオラジュワンがプレーオフで交わる唯一の機会でした ジャバー・マジック・ウォージーのレイカーズは80年代に10年間で8度ファイナル進出5度優勝を遂げる特別なチームで知られています。 86年当時、前年度王者レイカーズと、ツインタワー擁するロケッツが対戦したウェスタンカンファレンス決勝はNBA史に残る結末で知られています。 この時のレイカーズは4年連続ファイナル進出、前年度は38歳のジャバーが最高齢ファイナルMVPで優勝し85-86シーズンも62勝を挙げ、86プレーオフで5年連続ファイナル進出が間違いないと言われていました。 一方のロケッツは、ドラフト1巡目1位コンビ23歳アキーム・オラジュワン(213cm)と25歳のラルフ・サンプソン(224cm)によるツインタワーを擁し、実績からロケッツがアンダードッグ扱いの構図 レイカーズは過渡期でもあり、ジャバー39歳にしてチーム一の点取り屋、シュートアテンプト数もチームで最も多く、ディフェンス面でも 重要な位置にありましたが、当然加齢による衰えがありました。 実際にはこの試合の翌年には、シュートアテンプト数も減らし、キャリアで初めて平均20点を下回り、マジックを完全に中心に据えて一歩引く時期です。 しかし、まだ86年プレーオフではファーストオプションを担っており、インサイドで全盛期ではないジャバーが、ツインタワー2人に対応し続けるのは難しく1勝3敗と追い込まれ迎えた第5戦。 全盛期を過ぎた39歳ジャバーと、これから全盛期に向けて成長していく23歳オラジュワン、歴代センターでもトップ5議論に必ず入る2人が プレーオフで交わった唯一の機会で、彼らを軸に取り扱った内容です。 シリーズ全体ではジャバーをオラジュワンがスタッツ面で上回り、ロケッツがファイナルに進みますが、ジャバーの全盛期を過ぎても支配的な側面も見られ互いに全盛期同士で対決の世界線を想像したくなる2人。 最後は劇的な結末で知られた試合でした。 1982年～89年でレイカーズがファイナル進出出来なかったのは、この年だけです。 80年代 西からファイナル進出はレイカーズが8回、ロケッツが2回、レイカーズかロケッツのいずれかがファイナル進出の時代。 【主要メンバースタッツ】 (レイカーズ) ・ジャバー 26点57.9% 13R 3A ・マジック 24点52.9％ 5R 13A ・ウォージー19点56.3％ 6R 4A (ロケッツ) ・オラジュワン30点58.8％ 7R 1A 3STL4BLK ・サンプソン29点66.7％ 5R 3A 【チームスタッツ】 ロケッツ：TRB31(11：20)31A 16ST 14TOV FG％48.9 レイカーズ：TRB51(19：32)33A 12ST 23TOV FG％51.1 【余談】 ジャバーはRS38歳 23.4点6.1R3.5A、PO突入時39歳 25.9点5.9R 3.5A 最終的にはここから3シーズンさらにプレーし、3年連続ファイナル進出する 翌年ファイナル最終戦で29分で32点6Rの活躍、翌年も優勝で連覇、さらに翌年3年連続ファイナル進出だが敗退し引退へ ジャバーは最後の10年間で8度のファイナル進出5度優勝 合計6度の優勝でした。 ロケッツはこの試合をクリアした後ファイナルに進み、セルティックスと対戦しました。 セルティックスはフロントコート陣も充実しており、ロケッツは完全に力負け、ツインタワーは3年半だけの共闘で、オラジュワンが次にファイナルに帰って来るのは1994年でした。 【オラジュワン全盛期→】   • 【94-95NBA】オラジュワンのシャック退治（新旧最強センター対決）   【優勝時セルティックス→】   • 【85-86NBA】マイケル・ジョーダン プレーオフ史上最多63点 (ブル...