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【吊掛】四日市あすなろう鉄道260系走行音 / Yokkaichi-Asunarou-Railway 260 sound

Japanese train running sound and view in the car.(MIE/Yokkaichi-Asunarou-Railway/Series260) 四日市あすなろう鉄道260系261F(U61), 263F(U63), 265F(U65)の走行シーンです。この車両は元近鉄260系で、三岐鉄道北勢線と同じくナローゲージの吊り掛け駆動電車です。 ・内部線と八王子線の未来 かつて三重交通が運営していた内部線・八王子線は、1965年より近鉄が運営下となり北勢線とともに762mm軌間ナローゲージの特殊な路線として有名でした。しかし特殊規格な故に車両も特殊でカルダン駆動の電車が作れず、1977年の北勢線近代化の際には270系、1982年の内部・八王子線の近代化の際には260系といずれも吊り掛け駆動車が新製されました。当然保守面でも手間なこれらの支線は近鉄としてはお荷物となり、北勢線は2003年に三岐鉄道へ移管、内部・八王子線に関しても年間3億円の赤字状況で、近鉄は2012年にBRT化を表明、これに対し四日市市側が鉄道での存続を要望し、協議の結果鉄道設備は第三種鉄道事業者として四日市市が保有、列車運行は近鉄と四日市市が共同出資する「四日市あすなろう鉄道」を設立、第二種鉄道事業者として実質上下分離方式で2015年4月に新会社へ移行しました。車両は260系が引き継がれますが、北勢線270系同様に1982年の近代化時に新製されたのはMc車のみで、T車やTc車は1950年代製の三重交通時代の旧型車を改造して使っており、Mc車も非冷房のままでした。そこで新会社移行後はまず車両のリニューアルに着手し、Mc車を冷房化して内装を一新、古いT車とTc車は新製車に置き換えることとし、2015〜2019年にかけて3連4本、2連1本の全車が更新されました。サービス向上にも積極的で、2021年には交通ICカード対応化、旅客誘致策として床を透明化して台車が見えるシースルー列車(本動画11:41〜)やイルミネーション列車の運行など、大手事業者の1支線時代より柔軟な営業施策が行われていますが、コロナショックとは別に沿線通勤通学旅客は減少傾向にあり、厳しい状況は続いています。一日乗車券は550円と手軽に購入出来るので、是非一度吊り掛けサウンドを堪能しに来てはいかがでしょうか。 58.三岐鉄道・養老鉄道・伊賀鉄道・四日市あすなろう鉄道    • 58.三岐鉄道・養老鉄道・伊賀鉄道・四日市あすなろう鉄道 / Sangi-...