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言葉のいらない美しさ【ラフマニノフ/ヴォカリーズRachmaninov / Vocalise Op. 34 No.14】

こんにちは！淵野日奈子です！ 定期的に更新しますので是非チャンネル登録よろしくお願いいたします✨ ─────────────────────── 〈情報解禁！〉 淵野日奈子のおはなしクラシック ●2022.11.12(土) Open15:00 Start14:30 　舞曲から香るウィーンの風 ●2022.12.3(土) Open15:00 Start14:30 　国民楽派の名曲たち チケット：全席自由/一般3000円/高校生以下1000円 https://tactiticket.base.shop/ 会場：AYAKOホール　https://www.ayako-hall.com/ ─────────────────────── ラフマニノフ/ヴォカリーズ Rachmaninov / Vocalise Op. 34 No.14 __ProgramNote____________________________ この曲を作曲したセルゲイ・ラフマニノフですが、甘美な旋律、色彩感豊かなオーケストレーションなどを追求したロシアの作曲家で、ピアニスト、指揮者でもありました。彼自身が優れたピアニストであったこともあり、演奏効果の高い優れた作品が大変多く、数多くの名曲を残しています。 特に美しいピアノ曲の数々は今でも多くの人に愛されていますが、80曲を超える「歌曲」の作曲家としても有名で、その中でも唯一歌詞のない歌が「ヴォカリーズ」です。 「ヴォカリーズ」は本来音楽用語で「一つ以上の母音を用いて歌う歌詞のない発声練習法」という意味があります。声楽において「あえいおう」という母音を使った発声練習は美しい歌声を出すうえで欠かせないもので、19世紀にはヴォカリーズの練習曲の楽譜も数多く出版されるほど欠かせないものでした。そんな中、19世紀末あたりからヴォカリーズは単なる練習曲としてではなく芸術作品として扱われるようになります。この傾向は音楽の分野にも影響を与え、歌詞の意味にとらわれない表現を求めだした作曲家らが母音のみで歌う「ヴォカリーズ」に着目します。すぐにこの流れはロシアにも伝わり、ラフマニノフも1915年「ヴォカリーズ」を作曲しました。 ピアノ: ‪@Chika_Hashimoto_Piano‬ 撮影：タクティカート ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ https://hinako-fuchino.jp/   / hinakofuchino     / hinako_vn   __________________________________________ ＃淵野日奈子　#ヴァイオリン