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【冒頭30分】東浩紀×松竹伸幸「訂正できない共産党」 Трансляция закончилась 7 месяцев назад


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【冒頭30分】東浩紀×松竹伸幸「訂正できない共産党」

▼本編フル視聴は以下「文藝春秋 電子版」から、約90分の生配信をお楽しみいただけます(「文藝春秋 電子版」初回登録は今なら「月あたり450円」から)。 https://bunshun.jp/bungeishunju/artic... ▼「文藝春秋 電子版」の購入&視聴方法はこちら https://bunshun.jp/bungeishunju/info/... 芥川賞受賞作を全文掲載する月刊誌「文藝春秋」。本誌特集記事が雑誌よりも早く読める、月10本開催の対談イベントが見放題のサブスク「文藝春秋 電子版。 http://bunshun.jp/bungeishunju ◆かつては「訂正」できていた  昨年、共産党政策委員会で安保外交部長も務めた松竹伸幸さんの『シン・日本共産党宣言』(文春新書)が刊行されました。同書で党員投票による党首選挙の実施を共産党本部に求めた松竹さんは、刊行からわずか17日後に日本共産党からの除名を言い渡されます。  東さんは作年『訂正する力』(朝日新書)を上梓しましたが、その中で松竹さんの除名処分について以下のように触れています。 「共産党における訂正する力の欠如は、最近の除名問題でもあきらかです。古参党員でジャーナリストの松竹伸幸さんが、2023年のはじめに『シン・日本共産党宣言』という本で党首公選制を訴えた。そうしたらたちまち除名されてしまった。党の綱領すら『訂正』できない」  今年1月の共産党大会では、志位和夫委員長に代わって田村智子氏が新委員長に選出され、“初の女性党首の誕生”として話題になりましたが、「訂正できない共産党」という組織の体質に変化はないようです。  この党大会で、松竹氏の除名に関して、「除名は対話の拒否にほかならない」と批判した神奈川県議団長の大山奈々子氏の発言を、以下のように徹底的に糾弾したのは、他でもない“共産党初の女性党首”の田村智子氏だったからです。 「党大会での発言は一般的に自由であり、自由な発言を保証している。しかし、この発言者の発言内容は極めて重大だ」 「発言者は『問題は出版したことより除名処分ではないか』と発言しながら、除名処分のどこが問題なのかを何も示していない。(略)発言者が述べたのは、ただ、『党外の人がこう言っている』ということだけだ。党外の人が言っていることのみをもって処分が問題と断じるのは、あまりにも党員としての主体性を欠き、誠実さを欠く発言だと言わなければならない」 「発言者は『除名というのは対話の拒否だ』と述べ、包摂の論理を尊重することは政党運営にも求められていると述べた。しかし、対話を拒否したのは誰か。党を除名された元党員は、自分の意見を一度として党の正規の会議で述べたことはなく、一度として正規のルールにのっとって党に意見を提出したこともない。党内での一切の対話の努力をしないまま、党外からいきなり党攻撃を開始したというのが事実だ」 「党外から出版という形で党の綱領と規約を攻撃した者を除名処分にしたことは当然だ。問題のこの政治的本質を全く理解していないことに発言者の大きな問題があると言わなければなりません(拍手)」 「私が最初に体験した共産党では、自由な議論が許されていました。ある学者からは『松竹さんのお陰で共産党が自由に見えていい』と言ってもらいましたが、そんな『異論を許す共産党』を復活させたいと思っていたのに……」と、松竹さんによれば、かつての日本共産党は「訂正する力」が十分にあったといいます。なぜ共産党はその力を失ってしまったのか。共産党はなぜ「訂正」できないのか、さらには共産党に限らず組織が「訂正する力」をもつことの重要性について、お二人の徹底的な議論をお楽しみください。

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